せっかくの新年だから

平成最後・・といった枕詞が付いて迎えられた新年も、早くも一箇月が過ぎようと
して落ち着いてきたのか?通常国会が開会され論戦が始まったが、統計の不適切
処理問題で、相も変わらず足の引っ張り合いの様相を見せている。厚生労働省は、いったい
どんな組織なのか・・年金問題から始まり基礎的な事務処理が全くお粗末、たるんで
いるとしか思えない。判断が自己本位で、対応も保身的で所掌している事務が、誰の
ため・・何のための事務なのか、とても理解しているようには思えない。ただ、国会の審議は
いつもどおり稚拙で、ミスの叱責はいいが、本来の国のあり様や根幹をなす課題の施策
論争に、重きを置いてもらいたいもの。

さて、国内は一定の安定にあるとは思うが(もちろん課題は山積だが)・・世界は
混とんとして、その度を増しているように思えてならない。イギリスEU離脱問題、
米中の覇権争い、米ロの対立、世界のいたるところで政治的・経済的対立が溝を一層
深めている。戦後の長い?安定の中で目指してきた理念が必ずしも理想の実現に至らず、
平等や公正といった面の歪が目立って、格差が納得できないレベルに至っているようだ。
結果として理想理念やスローガンよりも、現実的な利害が前面に出てきているように
思えてならない。
戦後の目覚ましい発展や経済成長を踏まえたうえで、新たな価値観へのステップアップが
求められているのかもしれない。
アメリカからすれば貿易により失われた雇用に対し、労働者の不満を吸収するだけの余力を
失ってしまっての「アメリカファースト」?ヨーロッパも、難民を自国の労働力として受け
入れるだけの余裕は、既にないということかもしれない。
米国の離脱でゆれた「パリ協定」の実施指針の合意といった明るいニュースもあるが、こうした
環境問題を最重点としながら、サイバーや宇宙空間での安全保障問題や中国の一帯一路計画
など大きな課題が動くのかもしれないし、我が国の北方領土問題、降伏した後にしかも日ソ
不可侵の条約があったにもかかわらず一方的に攻め込み、不法に占拠されてきた。納得とは
いかないまでも解決に向かうのか・・
世界では、大変革が起こるかもしれないが・・個々人としては、新年に期待し元気に着実な歩み
を進めたいものである。