働きと収入のバランス

三月も下旬に向かうこの頃は、やって来た春の暖かさと共に、桜の開花の
話題がうきうき感を一層刺激する。
冬季オリンピック以降もスポーツ界では活躍が続き、渡部暁斗選手や
テニスの大坂なおみ選手の優勝など・・日本選手の活躍が広がり、結果も
しっかり残している。
スポーツを観戦する楽しみに加え、勇気をもらえるし誇らしい限りだが、
これも我が国の一定の豊かさが背景にあってこそと思う。世界に例を
見ない少子高齢社会とはいっても、社会の活力を失わないためには、
日々の頑張りは誰にも欠かせない。

春四月ともなれば、新入学や新社会人・・新たな門出の時である。スポーツ
を考えただけでも、一昔前に比べたらその種類の増えたことと選手層、
マスコミの扱いやテレビ放送の多さなど、その注目度には隔世の感がある。
全員が全員成功している訳ではないし、才能も持った選手でも怪我など、
選手生命を絶たれることもない訳ではない。しかし、チャレンジできる
環境があることが素晴らしい。
仕事の面で考えれば、職種その幅の広さは無限と言えるほどだろう、そして
社会のニーズに応えれば創意工夫しだいで何でもあり得る。その裾野には
ドリームが広がっているだろう。当たりまえだが、社会が安定しているだけに
起業はそんな容易なことではない。それでも、隙間産業からビックデーターに
よる企業化まで、裾野は小さいはずはない。
チャレンジにリターンがあって当然だが、社会の公平さが保たれる工夫の充実
は、現状が社会の変化に対応できていない課題だといえる。富が一部の人に
過度に集中している現状は、いかがなものか。「働けど働けど なお我が生活
楽にならざり、じっと手を見る」こんな頑張りの人も沢山おられる。景気の
好循環で就活は売り手市場というが、働くことで自己実現につながるそんな
理想の社会に近づきたいもの。労働と収入(生活)バランスは、政治が果たすべき
最も重要な役割だと思う。