地球の温暖化と米国の選択

街中のあちこちで咲き誇ったつつじの花もサツキへと移って、梅雨空もそう遠くはなく
なってきた。5月なのに30度を越える暑さになって、こうした気候の不安定さは地球環境
の悪化に大きな不安を抱かせる。このまま推移すれば21世紀の終わりには、日本の平均
気温が4.2~4.7度くらい上昇して、東京の平均気温は、現在の屋久島ほどになると
いう心配な推計値が放送されていた。
天然自然の気候変動ならいざ知らず、人為的な活動に基づく気候変動については、現代の
人間の知恵と工夫を持って解決すべきことは、当然と思うのである。
トランプ大統領は、世界が喧々諤々の協議のすえ その緊急性を共有して、ようやく
取りまとめたパリ協定から離脱すると言う。イタリアでのサミットにおいて、他の主要
6カ国との間で立場を異にした。立場、価値観に違いがあるとするなら、世界第2位のCO2
排出国の責任を持って、現状の地球温暖化を説明すべきであろう。温暖化への対策が、経済
成長の足を引っ張ることへの危惧など、反対を正当化する理由になっていないことは、明らか
である。世界のリーダーとして自らに厳しく、格調高く振舞ってもらいたいものである。
ロシアゲート事件?への政治的圧力や、FBI長官の解任など・・行政経験のなさが、ホワイト
ハウスの機能をマヒさせているのみならず、マスコミとの子供じみたイガミ合いをしている
姿は、政権がどこまでもつのか・・弾劾が現実味を帯びてきては、落胆の極みである。

ところで、北朝鮮のミサイル問題は、国連の安全保障理事会の限界を露呈しており、成果が
あがらない現状は、落胆を禁じえない状況にある・それだけ北朝鮮が異常な国ということでは
あるが、主張?や体制が異なる国家間の調整は難しく、混乱は深刻化している。
北朝鮮の一般市民の生活を思えば気の毒だが、ひとえに安全保障上の脅威をあおるばかりでは、
制裁の強化は止むを得ない。
ところで、我が国の国民の意識調査において、国家の主権と国民の生命と安全を守るうえで、
防衛力の重要性が理解されている。憲法9条に、自衛隊の地位を明確化することに賛成と解答した
人が70パーセントを超えている調査(ヤフーのネット投票)が出ていた。
我が国が、戦後 もっとも安全に関心を持たざるを得ない現状によるからであろうか・・
タブー視する感情が残っているのかと思ったが、クールな現状認識に納得した。