平成28年を振り返って

平成28年も残すところわずかとなった。
振り返れば、一年という月日には様々な出来事があって決して短くはない。
多くの実績を残した著名人がこの世を去ったが、新たに耳目を集めるヒーローが
現れて、人々を勇気付けたり楽しみを与えてくれ、そこには社会の変化が如実に
反映されていて、新しい社会が形づくられている。

世界の政治面では、驚くべき?アメリカの大統領選挙やイギリスの国民投票結果
によるEU離脱の決定があり、力によるロシアのクリミアの編入・・アフリカや
南アメリカの内戦等々は、日本の平和ボケしてしる?社会には、理解し難いほどの
衝撃を与えた出来事であった。その裏返しとして我が国の平和には感謝するものだが、
我が国を取りまく課題にも火がついていて、武器使用を伴う国連PK活動への貢献、
南シナ海での中国の国際法を無視した進出や北朝鮮の核開発問題があり、国内では
沖縄の辺野古への基地移転問題等がある。平和は何の代償もなく手にすることが
出来ない現実を、改めて突きつけられた訳だが、法の支配を遵守する世界をどう定着
させるのか、中国や北朝鮮のような(ロシアも?)力による支配に対する歯止めは
どうするのか。かつての冷戦時代のような明確な対立軸ではなくなっているが、
英国も米国も理想の追求に対して、現実の不満に対する反発、ある意味エゴとも
言える感情がそこにあると思うのだが、その力(不満)が政治を決定付ける結果を
生み出している。
理想を希求する取り組みと、現実が抱える社会の問題をどのように調整し、住民の納得
を取り付けるのか、難しい政治課題が今年顕著になったように思えてならない。

オバマ大統領の広島訪問と本日の安倍首相の真珠湾訪問、日露の北方領土問題の
解決に向けた相互訪問等 歴史的な訪問があって、将来へ大きな夢を持たせ、
世界の歴史が動くという期待を与える明るいニュースとなった。