時代の流れ

今年は、台風の多くの襲来に加えて不順な天候が続いた。野菜の高騰などが
気にかかるが、いつしか山々からは紅葉に続いて北の山には初雪のたよりも届いた
ようである。自然のこうした正確さは、いったい何によって制御されているのだ
ろうか・・・本当に不思議でならならない。

さて、このところ世界に名をとどろかせる大企業の不正が頻繁にニュースに
なっている。光学・医療機器のオリンパスの粉飾決算や、フォルクスワーゲン
による排気ガスの不正、そして東芝など・・
その原因について、これまで世界は新たな市場を開拓するため、古くは植民地の拡大や、
新興国への輸出など新たな市場を求め、外部に販路を拡大する道があった。既に新たな
フロンティアが地球上に無くなり、競争の激化に加えて古い産業の淘汰が必須の状況、
そのうえ求められるスピードは従来と違って極めて速く、焦燥感に駆られ担当者は
止む無く不正へと走った。確かこのような論理で現状を分析されていた。
植民地の時代から新たな市場の開拓、技術革新による効率化や新しい製品の魅力によって
市場の拡大を続けてきたが、もはや限界に達しつつあるという。
今後の成長のカギとし上げていたのは、人工知能(自動運転など)、シェアリング
(共有)エコノミー(民泊、カーシェアリング)などだったが。右肩上がりを
急がない社会であってよいと思うが、まだまだ先の話だろうか・・
(現状、スピードがますます増している時代に、こんな呑気な話は無いか?)

話は変わるが、NHKのプロフェショナルでファッションデザイナー 皆川明氏の
斬新な仕事ぶりが紹介されていた。私は全くの門外漢だが、ファッション?
いたずらに作られた流行に踊らされているようにみえてならないが・・
氏は、服装のデザインのみならず、布地に拘り、自ら布に模様を描き、その素材を引き
立てる縫製によって、魅力的な独特の風合いを持ったデザインとして仕上げる。自分の喜びに
従っての仕事として、そのデザインでの生産をいつまでも続ける。ディスカウントも
一切なく安心して、自らが楽しむ自分のファッションを装って欲しいと話していた。
衣服を身に着け楽しむとは、本来こうしたことではないだろうか?