静かな新年度のスタート

この時期は、新緑の美しさが際立って、わくわくするほどの魅力になっている
ばかりか、早朝に聞こえてくる沢山の鶯の鳴き声は、すっかり上手になって
自慢げに高度なメロディーを奏でてくれます。
毎日様相を変える木々の成長の速さと、緑の豊かなバリエーションは、自然の
尽きることのない不思議力を如実に現しています。

咲き誇る桜花とともに新年度がスタートしましたが、何か全体としては静かな?
停滞感が漂っているように感じてしまうのだが、そんなことはないですか?
熊本の震災によるダメージが一因か、デフレからの脱却や少子化・高齢化対策、地域
活力の維持など、課題は山積なのだが、動きの鈍さは心配である。
待機児童対策では、保育士の処遇改善として給料を2%上げるそうだが、もう少し
大胆さがあっても良くはないか。待遇の悪さが原因であるなら良くしなければ意味がなく、
一歩一歩では効果も・評価も限定される。前々から言っているとおり、最低賃金に
しても、非正規雇用の不合理さも、今まで放置してきた反省を踏まえれば、社会を一気に
変えるぐらいの大胆さが必要ではないか?人気取りに奔走し、あるべき財政を私物化して
きた政治家や、財政の健全さを誤ってきたこりない官僚には、鉄槌が下されて当然である。

信じがたい程に強い地震が繰り返されている熊本地震、土砂災害や道路等構造物の
被災には心が打ち砕かれる思いだが、現代社会は自然災害との対峙にようやく
成熟した対応が取れるようになりつつあると思っている。想定外の災害を設けず、
ソフト対策とハード対策を効果的に組合わせ、土地利用や街づくりに事前の法規制を導入し、
情報通信技術を活用した気象データーと非難勧告等を実践的に運用する・・等々である。
安全・安心を確保しつつ、人が知恵をしぼれば、成熟した成長社会の実現はできる
と思うのだが・・